ブレーカーが落ちる原因は、代表的なものとして下記の①~③が挙げられます。
① 新しく家電製品(エアコン等)を購入し、使用した時ブレーカーが落ちてしまう。
②多くの電化製品を同時に使用した際ブレーカーが落ちる事がある。
③電化製品をあまり利用していない時でも、突然ブレーカーが落ちる。
では、なぜブレーカーが落ちてしまうのでしょうか?
先ずは、ブレーカーについての基本的な役割をご説明いたします。
【種 類】
一般家庭でのブレーカーの種類は大きく3つに分けられます。

1つ目は電力会社より供給されているブレーカー(通称リミッターと呼ぶ)の事で、全体の使用アンペア量が契約しているアンペア量(※1)を超えた場合に作動します。
注:80Aや100A等、60Aを超える契約の場合はリミッターブレーカーを使用せず、主開閉器契約として工事手続きをします。
主に大所帯の家庭や店舗などにこの契約を用いります。
※1・・・10Aから60Aまで7種類の契約種別があり、下記表記のブレーカーのスイッチの色分けで契約量を見分けることが出来ます。(九州電力の場合)
| アンペア | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|
| スイッチの色 | 灰 | 赤 | 黄 | 緑 | 茶 | 青 | 白 |
|---|
| 基本料金 | 283円50銭 | 425円25銭 | 567円 | 850円50銭 | 1134円 | 1417円 | 1701円 |
|---|
2つ目は漏電を感知した場合に作動するブレーカー(漏電ブレーカーと呼ぶ)の事で、漏電や地絡といった電気回路の故障が原因で引き起こされる感電事故や
家庭内の電気機器の損傷を防止するために設置されています。(よく見かけられるタイプはリミッターの横のスペースに設置されてあるボタンの付いたタイプの
ブレーカーです。)
3つ目は分電盤から個別に分岐させている小型のブレーカー(安全ブレーカー、NFB等と呼ぶ) の事で、個別のアンペア量(コンセントへ行っている回路等)が
そのブレーカーのアンペア量を超えた場合に作動します。(主に20Aの小型NFBが設置されています。)
【アンペア量の求め方】
種類の項目で出てきた使用アンペア量は、お持ちの家電製品に記載されている使用電力量を用いて(1100W、900Wなどと表記してあります。)
簡単に計算する事が出来ます。ただし、下記の計算で算出されるアンペア量はあくまで目安的なものであり実際の値と多少の違いはあります。
記載されている使用電力量を来ている電圧(普通の家庭は交流100Vです)で割ってください。
1100Wの場合・・・1100W(使用電力量)÷100V(電圧)=11A(電流:アンペア量)となります。
2つ差し込み口のあるコンセントから1100Wと900Wの電化製品を利用した場合のアンペア量は20Aとなります。
(コンセントによっては許容電流15Aまでの器具もあります。)
つまり、コンセントの安全ブレーカーが20Aまでの場合は、1100Wと900Wを同時に使用してしまった場合安全ブレーカーが作動してしまうのです。
①新しく家電製品(エアコン等)を購入し、使用した場合ブレーカーが落ちてしまうという問題解決にはコンセントの差し込み口を変更する事によって
ことをお勧めいたします。
②多くの電化製品を使用した時、ブレーカーが落ちてしまうには電力会社から供給されているブレーカー(リミッター)が落ちている可能性が
あり契約しているアンペア量では不足しているということとなります。この場合の問題解決にはアンペア量の容量変更を行えば解決出来ます。
③電化製品をあまり利用していない場合にも、突然ブレーカーが落ちてしまうの原因としては、ブレーカーの劣化・漏電・過電流などの可能性が考えられます。
もしこの様な事が頻繁に起こるのであれば、一度調査を行うことをお勧めいたします。